2016.11.17 六甲山摩耶山~シェール槍~新穂高(日帰り)
【行 程】
■2016年11月17日(木)快晴
6:00:JR新神戸駅近くのホテル発
7:30頃:摩耶山史跡公園
8:00頃:掬星台
8:50頃:シェール槍ピーク
9:30頃:新穂高ピーク
11:30頃:河童橋-布引貯水池-布引の滝経由でJR新神戸駅着
※ログを取り忘れたため、記憶にある通過時刻を記載
【装 備】
・靴:サロモン XAPRO3D
・ザック:ドイター アドベンチャーライト18
・防寒:ノースフェイス クライムライトジャケット
・食料:菓子パン、エナジーバー、サラミスティック
・水:500mlボトル
・他:救急セット、トイレセット
【登山日記】
大阪で1泊2日の出張の際、有休をく1日くっつけて関西の山を登れないか?と、悪巧みを思いつき、急遽関西の山をリサーチ。
登山道までアクセスが良く道迷いなどない手ごろな山で、初級向けにちょっと冒険心をくすぐられるようなアクセントが加わった山を探していると、神戸六甲山に面白いピークの名称を発見しました。
「シェール槍」「新穂高」
これ、完全に北アルプスを意識したネタじゃん!!
でも面白いです。帰りの新幹線のアクセスも抜群で宿からも近くよく整備されて道迷いの危険性も低く面白みもある。完璧です。
11月16日、大阪での仕事を終えて同僚の車で新神戸まで送ってもらいます。
新神戸駅から徒歩3分の宿にチェックインし、明日の行動食をコンビニで購入したらバタンキュー。さすがに仕事の疲れが溜まっているようです。
慣れない関西エリアの単独登山に一抹の不安を覚えるも、すぐに爆睡。。。
翌17日、5:00起床。ホテルに荷物を預けて新神戸駅の東側にある陸橋を渡って六甲山登山道へ入ります。
ホテルを出てから登山道までものの10分。「毎日登山」なんて言葉が神戸にはあるそうですが、本当に羨ましい立地です。
新神戸駅北側のお寺から登山道へ入り、すぐに斜度のある登りが始まります。
寝起きで心拍は最大値、どうも登り初めの1時間くらいはいつも辛い私です。。。
日ノ出とともに高度を上げて摩耶史跡公園に到着する頃には、眼科に神戸港が一望できます。公園で一服したら摩耶ロープウェイの終着駅である掬星台(ここが摩耶山山頂だと思ったら違ったらしい)へ。
埼玉の鎌北湖とよく似た雰囲気の小さい湖に沿って歩くと、本日の目的地の1つ、「シェール槍」登山口に到着します。
“槍”を名乗るだけあって短いながらも岩稜の急登路を5分ほど登ると、穂高湖近隣の眺望が一気に開ける槍の穂先に到着。
神戸の槍ヶ岳、踏破!!
ピストンで穂高湖周回歩道に戻り、徳川道から本日のもう一つの目的地「新穂高」の分岐に差し掛かります。
この分岐もよほどしっかり意識してないと見落とす藪道。新穂高への登山道は延々と藪漕ぎが続きます。
(果たしてこの道で合っているのか・・・)という不安を抱えたまま、30分ほど藪漕ぎを続けると突然新穂高のピークが現れます。
特にピークでの眺望もなく、苦労した割には寂しいピークです、新穂高。
そもそもなぜ新穂高??
が、新穂高から徳川道へ戻る登山道は踏み跡が不鮮明で何度かロスト。一時は危険な崖を降りそうになり、充分に注意が必要です。
一般登山道に戻ってからは、のんびりハイキングです。
途中で「河童橋」なる上高地をビンビンに意識した橋を渡ります。六甲山と北アルプス、どんな繋がりがあるのでしょうか?
この辺りで時刻は10時過ぎ。新神戸方面から続々とハイカーが登ってきます。アクセス抜群のこのエリアは登り始めの時刻も遅いのでしょうか。実に羨ましい。。。
布引貯水池~布引の滝を抜けると、突如として新神戸の高層ビルが現れます。
突如として登山が始まり、突如として終わる六甲山。
出張ついでにサクっと登れるこの山は、これからもお世話になる機会が増えそうです。