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埼玉県川越発~お小遣いサラリーマンの登山記録

少ないお小遣いの中で登山費捻出に苦労する、川越在住38歳サラリーマンの登山記録です。県内の低山から関東の百名山、たまにアルプスへ。

2016.10.14~16 双六岳~笠ケ岳(山小屋2泊)

【行 程】

■2016年10月14日(金)快晴

0:30:市営新穂高第2駐車場着(車中泊

6:18:駐車場出発

7:16:笠新道登山口分岐

7:29:わさび平小屋

10:02:シシウドケ原

10:50:鏡平山荘

12:13:弓折分岐(乗越)

13:32:双六小屋(宿泊受付、休憩後荷物を部屋にデポ)

15:00:双六岳

16:05:双六小屋(小屋泊)

■10月15日(土)快晴

7:45:双六小屋発

9:01:弓折分岐(乗越)

11:20:笠新道分岐

14:00:笠ケ岳小屋(小屋泊)

■10月16日(日)快晴

5:00:笠ケ岳小屋発(荷物は小屋にデポ)

5:45:笠ケ岳

6:20:笠ケ岳小屋(朝食、荷物回収)

8:37:笠新道分岐

11:56:笠新道登山口分岐

12:58:市営新穂高第2駐車場着

【装 備】

・靴:サロモン X ULTRA MID 2 GORE-TEX 

・ザック:グレゴリーZ40

・雨具:ファイントラック エバーブレスフォトンスーツ

・調理具:スノーピーク焚+プリズムウルトラバーナー

・防寒:ダウン、ソフトシェル、エマージェンシーシート

・食料:朝食(パン、スープスパ)×2食分、昼食(パン)×2食分、他行動食

・水:1.5リットルソフトパック+500mlボトル

・他:救急セット、トイレセット

 

【登山日記】

先月の北アルプス槍ヶ岳~奥穂高縦走の際、ずっと右手に見えた笠ケ岳の雄姿。

今回は双六岳~笠ケ岳の稜線から、槍ヶ岳~奥穂高を眺めながら歩いてみたいと思います!

 

10月14日(金)~

木曜日の仕事後に、登山仲間をJR川越駅前でピックアップ。

圏央道~中央高速をひた走り、深夜0時過ぎに新穂高に到着、この時点で深山荘の無料駐車場は8割ほど埋まっていました。

今回は笠新道から新穂高へ下山するルートのため、少しでもアプローチの距離を短くしたい贅沢な思いから、少々値が張りますがロープウェイ乗り場から200mほど笠新道方面にある「市営新穂高第2駐車場」に駐車する事にしました。清潔で暖かく24時間使用可能なトイレが新穂高登山センターにあるため、とても便利です(3分ほど歩きますが)。

深夜0:30の時点で駐車車両は1台。さすが6時間1,000円のセレブ駐車場だけの事はあります。

5:00に起床した時点で気温は3度。震えながら身支度を整え、しっかりと朝食を食べて新穂高から双六岳へ出発です!

9月の台風シーズンが嘘のように、今回の山旅3日間は超高気圧に恵まれた歴史的快晴のようです。スタートから上がり過ぎるテンションを押さえるのに苦労します。

 

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往路は左俣林道から小池新道~鏡平を経て双六岳を目指します。

出発してしばらく歩けば、シャツ1枚で十分なほど体も温まります。

わさび小屋から小池新道分岐、秩父沢出合までの平坦区間を一気に歩き、チボ岩の辺りから鏡平山荘までの岩場登山道に取り掛かります。

前回の新穂高槍ヶ岳と比べると、登山道の雰囲気も柔らかく全体的に初心者向けのルートと言った感じを受けました。

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鏡平に到着したのが10:50頃。

この時間になると気温が上昇し薄くモヤがかかっています。明瞭な槍ヶ岳を湖面に映す・・・・とまではいきませんでしたが、その美しい逆さ槍の姿はここまでの疲れを吹っ飛ばしてくれるに十分な姿でした。

鏡平山荘で小休止を取り、ここから一気に眺望が開ける登山道を上がっていきます。

弓折分岐まで上がってしまえば、あとは平坦な稜線歩きになるようです。この山域は笠新道さえ使わなければ、本当に優しい初心者向け登山コースだと思います。

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鏡平から弓折分岐までの登りは少々急ですが、ここから常に右手に見える槍ヶ岳~大キレット穂高連峰の雄姿に、そんなモノは気にもならなくなります!

抜けるような青空と槍ヶ岳を含む北アルプス主要部分の大パノラマは、こっち側が「表銀座」と呼ばれてもいいのでは!?と思うほど素晴らしい眺めです。

弓折分岐から雪田花見平を抜けると、今まであまり馴染みがなかった北アルプス裏銀座の山々が一気にその姿を現します。

穂高連峰槍ヶ岳も素晴らしいですが、黒部五郎岳鷲羽岳水晶岳も実に男前な山たちでした。

 

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13:30双六小屋に到着。宿泊手続きを済ませて部屋に荷物を置かせてもらいます。

この時期は本来ならガラガラらしいのですが、長く悪天候が続いたためか多くの登山者が「待ってました!」とばかりに押し寄せて8割程の入りだそうです。

冬の山小屋経験しかない私が一番恐れる「1枚の布団に2人」は何とか回避できるレベルだそうで、一安心。

ここでサブザックに水と行動食だけ入れて双六岳往復2時間に出発!

日本の景色とは思えない不思議な登山道をほぼ貸切状態で登り、双六岳に無事登頂。

ピークがどこか分かりずらい山ですが、北アルプスの表も裏も一望できる丸みを帯びた非常に素敵な山でした。

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 結局のところ、20人くらいの大部屋に4人と、ゆったりと泊まれた双六小屋。

夕飯はとてもボリューミーで美味しく、十二分に満足(山の上で天麩羅が出てきたのには驚いた!)できました。

大小合わせて累計で800座以上の山に登ったという仲良しご夫婦と消灯まで話し込み、この日は終了。翌日は4時起床で三俣蓮華をピストンするぞ!と張り切って就寝するも、前日の車中泊がほとんど眠れなかった事もあり、起きたら朝7時で朝日もサンサン(泣)。手早く準備を済ませて8時前には山小屋を出発しました。

この日も前日に負けず劣らずの大晴天!

陽射しが痛いくらい降り注ぎ、出発した時はソフトシェルにダウンまで着ていたにも関わらず、弓折岳を通過する頃にはTシャツ1枚でも暑いくらいの気候になりました。

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双六岳から見た笠ケ岳までの稜線は、フラットな平坦歩きに見えましたが、実際はかなりのアップダウンを有する中々の曲者登山道です。

鎖場や危険個所はありませんが、笠新道から上がってきた人にはボディブローのように効いてくるんだろうな~と思いながら歩きました。

そして絶景がとにかく凄い!!

高気圧の尾根(こんな表現聞いた事ない!)に入った事もあり、むちゃくちゃなピーカン天気。もう勘弁してっ!と言いたくなるくらい、ずっと隣には槍ヶ岳。それもクッキリドッシリズッポリ。

本当に素晴らしい稜線歩きです、これ以上の山行に今後出会えるか心配になるくらい。

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笠ケ岳山荘テント場を抜けて笠ケ岳小屋に到着した頃には14時をちょい回った頃。

一息入れてこの日の内に笠ケ岳を往復する予定でしたが、遅れてやってきた仲間とジャストタイミングで山小屋で合流できた事に嬉しくなり、つい缶ビールで乾杯。

抜けるような秋晴れと最高の眺望を肴に、山小屋のテラスでつい飲み過ぎてこの日は終了~うぇっぷ。

営業最終日はいつも閑散としているそうですが、双六小屋と同じく大混雑。布団はなんとか1人1枚となりましたが、熊みたいなオジサマの大いびきでほとんど眠れず。

しかも夕飯後にウィスキーを飲み過ぎたか、頭がガンガンと痛み出して最悪のコンディションで翌朝を迎えました。

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翌最終日は4:30に起床し、笠ケ岳山頂に御来光を見に向かいます。

頭は痛いし眠いし気持ち悪いしでもう最悪のコンディション、本当に吐きそうになるのを堪えながらなんとか登頂。

すでに山頂には十数名の登山者がおり、奥穂高から昇る朝日に感嘆しておりました。

下山後は手早く朝食を済ませて小屋終いをするスタッフさんにご挨拶。

この日は悪名高い笠新道から新穂高へ一気に下山する計画です。

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体調がスペシャルに悪い中での笠ケ岳新道の下山。

かなりビビりながらの下山になりましたが、ズドンと下るというよりジグザグに下るコースのため、膝の負担は以外と少なく思いのほか苦にならず下れたという印象です。

でも逆にこのコースを登れと言われたらかなり厳しいな~

稜線の笠新道分岐から笠新道登山口まで約3時間で下り、最後は新穂高までの1時間の平地歩行。これが以外と脚にキツかったりします。

新穂高駐車場に到着して約6,000円の駐車料金を支払い今回の山旅は無事終了。

稀に見る快晴に恵まれた大絶景の素晴らしい3日間、北アルプスをお腹一杯満喫させて頂きました!

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【気付き】

・小屋閉めの日は思いのほか混雑します!が、食事のボリュームも1.5倍に(笑)

・笠新道の下りは噂ほど厳しい下りではない。早く下山したい人はクリア谷より笠新道の方が早く楽に下れると思います。

・双六小屋から三俣蓮華往復は思いのほか時間がかかりそう。片手間に往復する計画は上手くいかない事が多いようです。

・双六小屋はドコモ・au全滅。双六岳山頂への登山道も電波1本がせいぜいのため、メール受信は出来ても通話は厳しい。しかし双六小屋は夕食後の発電機が動く3時間程は休憩室にある電波増幅器が稼働するため、なんとか通話できるレベルになります(消灯後は再び圏外)

・笠ケ岳小屋はドコモ・au通話可能。小屋の回りも十分に電波が届きます。

・双六岳~笠ケ岳の稜線は水場もトイレもなく、アップダウンもそれなりにあるため、補給食や水はしっかりと準備した方が良いです。


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